コラム
ちょっとブレイク

将来なくなってしまう職業!?─仕事の学校ナビ

近い将来、コンピュータ技術の急速な発展で人の仕事が機械に奪われる時代がやってきます。なぜ無くなってしまうかといいますと、人工知能(AI)技術の急速な発展により、瞬時の状況判断や情報処理といった作業が可能となり、SF小説や映画のような非現実世界が現実となりつつあるからです。

なくなる仕事は…

乗り物の運転手

自動列車運転装置(ATO)の導入におり現に実施されている無人運転による列車運行の普及や、ドライバー操作のいらない自動車の開発などが進んでいます。

販売員・セールスマン

大手インターネット通販サイトなどにみられるように、人が実際に店舗に出向くことなく満足する買い物をすることがすでに実現しています。

通訳・オペレータ

オンラインチャットによる機械翻訳ソフトウェアの開発が進められており、ビジネスの現場においてほぼリアルタイムで正確な翻訳の提供に成功しています。
また、スマートフォンなどに「●●までの経路は?」などと話しかけることで、目的地までの実際の交通手段や所要時間を表示してくれるサービスが実用化されているように、オペレータなどの問い合わせ対応といった仕事の機械化も予見されています。

複雑な処理が可能に!

これまでの機械は、一つの動作だけを繰り返す作業や、一定の条件にのみ対応した単純作業を行ってきました。しかし近年、複雑な要素が重なり合って何通りもの解釈が可能な状況にも対応できるように機械の進化が進んでおり、機械化のできる作業が急速に広がっています。

いまは人の方が有利な仕事

コンピュータにもいまだ開発が進んでいない分野があり、そういった部分の力を必要とする仕事は、いまも人間のほうが有利になっています。

肉体的な力が必要な仕事

人と同様の動きをする人型ロボットは開発途上の段階にあるため、人のようなスムーズな動きや細かい作業に適した器用さを必要とする仕事や肉体労働などは人のほうが勝っているようです。

創造性が必要な仕事

機械に高度なプログラミングを施しても新しいアイデアをひらめくことはできません。また、人々の心に訴えかける音楽や小説を生み出すなど、感性やコミュニケーション力が必要とされる仕事も人でなければならないと言えるでしょう。

機械には、“人間らしさ”はない?

知識と経験にもとづいた直観的判断や、高度な知的能力を伴う肉体労働、感情を必要とする創造的作業といった“人間らしさ”は現在の機械には備えられていませんが、開発が進められている分野ではあるのです。


機械化によってそれまで人がしていた仕事を機会が担うようになると、あたかも機械が人の仕事を奪っているように感じられてしまいます。しかし、機械かによって新たな仕事が誕生したケースはたくさんあります。例えば、自動車の誕生・普及により自動車の開発・製造・販売・修理といった新しい仕事が生まれました。また、携帯電話の登場により、遠く離れた人とのリアルタイムなコミュニケーションが可能となり、ビジネスのスピード・規模が大きく広がりました。
今後も発展を続けるコンピュータ技術をどのように活用するのかに、これからの私達の未来はかかっています。技術開発だけでなく、コンピュータを用いた新たなビジネス展開など、コンピュータとの新しい関わり方を見つけて、進路に役立ててください。
(記事作成:2015年10月)