就活支援ジャーナルスペシャルインタビュー

素晴らしいチャンスに、恐れずに飛び込んで
マルチタレント 春香クリスティーンさん

1992年1月26日生まれ、21歳、スイス出身。高校2年生の秋に単身来日。国際基督教大学高等学校卒業後、上智大学文学部新聞学科に進学。ドイツ語、英語、フランス語、日本語の4カ国語を駆使する明晰な頭脳と異色の経歴で注目を浴びる。テレビ番組でひょうきんなキャラクターを見せる一方、日本の政治に関する知識が深く、国政を解説した本を出版するなど幅広く活躍。趣味はお笑い鑑賞や国会議事堂のグッズ集め、国会議員の追っかけなど。

日本人とスイス人のハーフとして生まれ、来日後はマルチタレントとして幅広い活動を続けている春香クリスティーンさん。芸能界の仕事に忙殺されるかたわら、大学ではマスメディアの勉強に取り組むなど、仕事と学問の両立を見事に果たしている。
現在の華やかな活躍の反面、その幼少時代はおとなしく、“ いじめられっ子”だったと振り返る春香クリスティーンさん。つらい日々を乗り越えて、スイスから日本へ、そしてキャンパスライフからメディアの世界へ飛び出すことができたのは、自分の「好きなこと」を追求したから―。ひと足先に社会人として活躍する春香クリスティーンさんに密着し、「働く」ことの意味について話を聞いた。

日本に強く憧れていたスイスの自宅学習生活時代

小学生の頃、いじめに遭ったことがきっかけで、授業が終わるとすぐに帰宅して、多くの時間を自宅で過ごしていました。そのため、両親を交えた面談の際に小学校の先生から「性格に問題がある」と指摘されてしまったほどです。しかし、両親は「この子は大学進学をしますから大丈夫です」と、宣言をしてくれました。両親の気持ちを大切にしたかったので、それ以来自宅で勉強に没頭していました。

そんな毎日でしたから、勉強の合間に観るテレビが私の唯一の楽しみでした。特に衛星放送で観る日本のテレビ番組が大好きで、次第に日本への憧れが強くなっていきました。父が日本人ということもあり、日本語は日常会話程度には習得していましたから、いつの頃からか「日本の学校に編入したい」と思うようになりました。

日本の高校への編入が実現!高校生の姿勢に失望の日々

やがて念願がかない、憧れだった日本での高校生活をスタートさせたのですが、日本の高校生は私が思い描いた姿とまったく違っていました。

例えば、編入以前のイメージでは「日本の女の子は黒髪で清楚、スイスの生徒のように政治や社会情勢の話を当然する」ものと思っていましたが、実際にはほとんどの高校生が髪の色を染め、スカートの丈は短く、ファッションや恋愛の話ばかり。そんな現実にすこし嫌気が差しかけていたのですが「せっかく日本に来たのだから」と、積極的に街に出かけるようにしていました。また、大学を選ぶ際もできるだけ数多くのオープンキャンパスに参加して、その中から本気で学びたいと思ったジャーナリズムを学べる大学に進学を決めました。

大学に進学後、興味本位から国会議事堂に通うようになり、国会の様子もよく見るようになったんです。よく若い人から「国会議員は嘘つきで、信用ならない」と聞きますが、選挙で国民によって選ばれた議員の行動は、社会に大きな影響を与えます。若い人が積極的に関心を持たなければ、私たちの意見はかえって反映されにくくなるのではないでしょうか。就職活動に役立つ情報も多く、きっとみなさんが思い描いているよりも政治はもっと身近でおもしろいものだと思いますよ。

学業と仕事を両立しながら「働く」ことの意味を考える

タレント活動を始めたのは、ずっと好きだった日本のテレビの世界を「一度は体験してみたい」と思ったのがきっ かけです。大学受験とほぼ同時期にオーディションを受けて、いまの芸能事務所への所属が決まりました。 正直なところ、芸能界の仕事をいつまで続けられるかは分かりません。仕事を優先するために休学を選択したこともあります。だからこそ、一つひとつの仕事を貴重なチャンスだと思って、全力投球で打ち込みたいと思っています。

仕事を選ぶ上で重要なのは、自分の人生の中でどういった経験を積み、「何に働くことの意味を見出すのか」ということではないでしょうか。私自身、これまで自分のやりたいことを見極めて、思い切って行動してきました。その結果、いまの自分があるのだと自負しています。

就職活動に臨むみなさんにとっても、将来働きたいと憧れる会社のことをよく知って、強い意欲を持つことが大事なポイントになるはずです。

そして、自分とベストマッチングしそうな企業と出合えた時、躊躇せず恐れずに飛び込む勇気が必要なのだと思います。

春香クリスティーンさんを目指すお仕事探し

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